雑誌ヴァンテーヌとラフォンタナマジョーレ
雑誌ヴァンテーヌとラフォンタナマジョーレ
こんにちは。akane_de_la_rossoです。
わたしは2007年に休刊となってしまった雑誌Vingtaine(ヴァンテーヌ)の大ファンです。
いまだにVingtaine(ヴァンテーヌ)が大好きで、バックナンバーを捨てることができません。
雑誌ヴァンテーヌの中では、たくさんの洋服が登場しましたが、なかでもラフォンタナマジョーレの服はヴァンテーヌスタイルを象徴する服でした。
今回は雑誌ヴァンテーヌとラフォンタナマジョーレについて、振り返りつつ今の私のスタイルの中のラフォンタナマジョーレもお伝えしたいと思います。
ラフォンタナマジョーレは、丸の内にあります。
日本随一のオフィス街にふさわしい上質な雰囲気が、ウィンドウ越しに伝わる店構え。
イタリア製の上質な服が揃う大人のための服が揃います。
雑誌ヴァンテーヌのなかのラフォンタナマジョーレ
雑誌ヴァンテーヌは、私が読者だった頃はイタリアスタイルをかなり推していました。
ベーシックな、どちらかというと地味な服を考えて着こなす"ヴァンテーヌスタイル、考えるおしゃれ"と相性がよかったのだと思います。
単にラフォンタナマジョーレの服がヴァンテーヌの誌面に登場するだけでなく、ラフォンタナマジョーレのスタッフの着こなしが誌面を飾ることも多くありました。
その中には、ヴァンテーヌスタイルに通じる
・地味色やベーシックアイテムのおしゃれ
・流行に関係ないおしゃれ
この2点を伝えるものが多かったように思います。
また、誌面にはラフォンタナマジョーレが推す、イタリアのショップスタッフのバルバラや、スタイリストのマーシャが登場しました。
雑誌ヴァンテーヌ育ちの私のラフォンタナマジョーレ
私とラフォンタナマジョーレの出会いはもちろん、雑誌ヴァンテーヌです。
当時は大学生だったので、名古屋のお店の前を通っては大人の空間だから入ってはいけないかな、と通り過ぎていました。
社会人になったときに、ラフォンタナマジョーレで2枚色違いのTシャツを買い、スーツのインナーに週5日、交互に着ていたのが懐かしい思い出です。
その後はラフォンタナマジョーレの服に夢中になり、コットンニットを特にたくさん、カーディガンなど着ていた覚えがあります。
今は、残っているアイテムを着ていて、下のインナーをよく着ています。
上質で、どこに着ていっても褒められて、毎日おしゃれが楽しくて楽しくて!
ラフォンタナマジョーレの名古屋店が閉店してしまい、今はスタッフ村松さんのInstagramを見ていることが多いです。
今も雑誌ヴァンテーヌスタイルにつながる、ラフォンタナマジョーレ。
こういうお店が続いてほしいなと心から思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
(ゆっくりの更新になるかと思いますが、更新したときはTwitterにておしらせします)
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雑誌ヴァンテーヌ(Vingtaine) にはモデルがいない?!
こんにちは。akane_de_la_rossoです。
わたしは2007年に休刊となってしまった雑誌Vingtaine(ヴァンテーヌ)の大ファンです。
いまだにVingtaine(ヴァンテーヌ)が大好きで、バックナンバーを捨てることができません。
ヴァンテーヌは20代向けの雑誌として他とは違うことがたくさんありましたが、思えばモデルについても全く一線を画していました。
雑誌ヴァンテーヌ(Vingtaine) のモデル
雑誌ヴァンテーヌの特徴のひとつに、モデルがほぼすべて外国人モデルだったことがあります。
表示に始まり、どのページにもほぼ日本人モデルがいません。
誌面には外国人モデルがずらっと並びます。
ナオミ・キャンベルのような有名なモデルがページに並ぶわけではなく、ほぼ無名のモデルがヴァンテーヌスタイルを着こなしている。
ヴァンテーヌは、ELLEやVOGUEのようなモード誌ではなく、一般の20代OL向けの雑誌です。
当時の雑誌としては珍しいスタイルだったのではないでしょうか。
雑誌ヴァンテーヌ(Vingtaine) は人気モデルは必要ない
わたしがヴァンテーヌを読んでいた当時は、エビちゃん&もえちゃんブームでした。
かわいい愛され系のエビちゃんOLと、クールなもえちゃんOLを真似する女性が続出。
雑誌が人気モデルをアイコンにして、売れて流行をつくる時代に、ヴァンテーヌはそれをしませんでした。
唯一名前が出ているモデルがいるとすれば、ティナでした。
何年か前にヴァンテーヌに、なぜ日本人の有名モデルが登場しなかったか、という理由を過去の編集者のコメントかなにかで知ったのですが、理由は、
有名なモデル、人気モデルが誌面に登場するとアイコン化して、服に目がいかなくなってしまうから、でした。
とても納得の理由だなと感じたのを覚えています。
雑誌ヴァンテーヌ(Vingtaine) スタイルはモデルの真似ではない
無名のモデルが誌面に登場したヴァンテーヌの読者たちは、雑誌の真似をするスタイルではありません。
ヴァンテーヌを読んで自分のワードローブや自分自身と比べて、おしゃれを組み立てていました。
わたしはヴァンテーヌを思い出す時、まず服や色、スタイルを思い出すのですが、それを着ていたモデルは頭にありません。
ヴァンテーヌのスタイルだけがインプットされていて、10年経ったいまでもそれがお手本になっています。
ヴァンテーヌには、「考えるおしゃれ」というフレーズが何度も出てきます。
読者に考えさせる雑誌というのは、ヴァンテーヌだけだったのではないかなと思います。
人気モデルのエビちゃんが雑誌で着ていた服、それが順当な流れです。
そこにあえて、「考えるおしゃれ」という独自路線で走った雑誌がヴァンテーヌ でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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雑誌Vingtaine(ヴァンテーヌ)のバックナンバー
雑誌Vingtaine(ヴァンテーヌ)のバックナンバーが捨てられない
こんにちは。akane_de_la_rossoです。
わたしは2007年に休刊となってしまった雑誌Vingtaine(ヴァンテーヌ)の大ファンです。
いまだにVingtaine(ヴァンテーヌ)が大好きで、バックナンバーを捨てることができません。
下の画像は、私が保管しているバックナンバー(最終号)です。
ヴァンテーヌが休刊してから何年も経ちますが、捨てることができません。
私と同じようにヴァンテーヌ読者だった人が、いまだに10年以上前のバックナンバーを保管していることが結構あるんですよ。
そんな熱烈な読者ファンが続出するくらい、Vingtaine(ヴァンテーヌ)という雑誌は愛されています。
雑誌Vingtaine(ヴァンテーヌ)のバックナンバーを振り返る
さて、Vingtaine(ヴァンテーヌ)のバックナンバーが、どのような内容か一緒に振り返ろうと思います。
今回は、ヴァンテーヌ最終号を振り返りたいと思います。
ヴァンテーヌ最終号は、ヴァンテーヌ独特のスタイル「ヴァンテーヌスタイル」「考えるおしゃれ」の永遠ともいえるルールを振り返り、2007年その時の話題にも触れています。
ヴァンテーヌは、2000年代に編集長が変わったことで紙面の変化から、読者離れが進んでしまったという過去があります。
最終号は、もとの「ヴァンテーヌ スタイル」を追求した内容となっていて、読み応えがある雑誌です。
「ヴァンテーヌ スタイル」は他の雑誌が真似できない独特のスタイルです。
「ヴァンテーヌ スタイル」を要素ごとに紐解いて、バックナンバーから振り返っています。
雑誌Vingtaine(ヴァンテーヌ)がネットの時代にも愛される理由
ファッション雑誌が売れなくなり、ネットやInstagramが雑誌の代わりになっている、2021年。
その環境でも、雑誌Vingtaine(ヴァンテーヌ )が愛される理由は何なのか。
単純に、読者が懐かしいと思っている雑誌ではなく、記憶に残り、自身のおしゃれのDNAに組み込まれているからだと思います。
私自身も、「ヴァンテーヌ スタイル」がおしゃれの原点で、スーツを着ても、Tシャツを着ても、根底にあるのは「ヴァンテーヌ スタイル」なのです。
最新刊ではなくバックナンバーの雑誌が休刊後も愛されるなんてすごいことですよね。
ヴァンテーヌ のバックナンバーが捨てられないのは、当たり前なのかもしれません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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ヴァンテーヌ(Vingtaine)という雑誌
ヴァンテーヌ(Vingtaine)という雑誌がありました
ヴァンテーヌという雑誌があったのを皆さんはご存知でしょうか。
Google検索でこちらについた方の場合は、元読者の方かもしれません。
ヴァンテーヌという雑誌は、2007年の12月号をもって休刊していますが、今も根強いファンがいる雑誌です。
Instagramでは、ヴァンテーヌの切り抜きをとってありますという投稿もあるくらいです。
ヴァンテーヌについての説明は、Wikipediaより
Vingtaine (ヴァンテーヌ)は、アシェット婦人画報社(現:ハースト婦人画報社)が発行していたファッション雑誌。同社が発行する「25ans」(ヴァンサンカン)より下の年齢層、20代の独身女性を読者対象としている。
ヴァンテーヌという言葉が20代という意味なのですが、実際は幅広い年齢層に人気があったと思います。
ヴァンテーヌ(Vingtaine)という雑誌の魅力
雑誌ヴァンテーヌの魅力はなんといっても、その独自路線だったと思います。
「考えるおしゃれ」という一貫したテーマがありました。
モデルも日本の有名モデルをアイコン化せず、名前もわからない外国人モデル。
読者は読みながら、ただ載っているコーディネートを真似するのではなく、考えておしゃれを楽しむ、そんな現代にはない雑誌でした。
また、イタリアテイストをプッシュしていて、ラフォンタナマジョーレのスタッフのおしゃれインタビューや、イタリア現地スナップも多かったように思います。
ヴァンテーヌ(Vingtaine)の編集者やスタイリストは現在大活躍
ヴァンテーヌに携わっていた編集者やスタイリストの中には、現在雑誌等で大活躍している方が多くいます。
有名なのは、エディターの光野桃さん、スタイリストの大草直子さん、ジュエリーを中心としたスタイリングが人気の伊藤美佐季さん。
(個人的に、光野桃さんの「妹たちへの贈り物」と伊藤美佐季さんの「そろそろジュエリーが欲しいと思ったら」という本が好きです)
大草直子さんは、ミモレという媒体の中でもヴァンテーヌテイストを失わずにいます。
そして、もし2020年にヴァンテーヌがあったらという記事まで配信しています(すごい)。
ヴァンテーヌ(Vingtaine)という雑誌の読者の行方
ヴァンテーヌ読者が好きな雑誌といえば、「ミセス」や「ヴァンサンカン」、「婦人画報」かなと思います。
ただし、ミセスは2020年に休刊となっており、ヴァンサンカンもテイストが変わってきています。
ヴァンテーヌのような雑誌ではなく、答えをぽん、と用意する雑誌やネットの時代です。
私はInstagramを通じてヴァンテーヌ読者だったかたとお知り合いになったりして、ヴァンテーヌの考えるおしゃれをもう一度見直そうと思っています。
こちらでは、ヴァンテーヌの考えるおしゃれをふりかえったり、私なりの考えるおしゃれをかけたらいいかなと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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